【大手総合商社】芙蓉グループの中核。重電、プラントに強みを発揮。
9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前週末比610円ほど安い2万6300円台後半で推移している。下落率は2%を超えている。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めを背景とする米長期金利の上昇が重荷で、成長(グロース)株を中心に売りが出ている。一部地域でのロックダウン(都市封鎖)が続く中国経済の先行きも不安視されており、軟調な展開となっている。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で8715億円、売買高は3億8793万株だった。
ファストリ、コマツ、安川電など中国関連とされる銘柄の下げ幅が大きい。2023年3月期(今期)の連結業績予想を未定としたJFEは10%近く下落。そのほか、東海カ、丸紅、コナミHDも安い。半面、商船三井、関西電、村田製は上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕