【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比450円ほど高い2万6600円台前半と堅調に推移している。上げ幅は一時500円を超えた。引き続き自律反発を見込んだ買いが優勢となっている。一方、上値では短期的な戻りを待った売りも出ており、伸び悩み場面もある。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆949億円、売買高は4億1896万株だった。市場では「国内投資信託などの買いがみられるが、海外勢は売りも目立つ。市場全体の雰囲気が好転しているとは言い難い」(国内証券のトレーダー)との声があった。
信越化やトヨタ、ファストリが高い。ソフトバンクグループ(SBG)は連日で昨年来安値を更新したが、上昇に転じる場面もある。レーザーテクは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕