【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
27日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値が重く、前週末比40円ほど高い2万7400円台前半で推移している。3月期末を前に配当取りなどを目的とした買いが支えになっている。もっとも、銀行株や半導体株が引き続き売られ重荷となっている。日経平均は下げる場面もある。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「日経平均の2万7500円近辺の水準は昨年来のレンジの中心。『買うには高く、売るには安い』とみる投資家が多い」との見方を示した。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で7286億円、売買高は3億1050万株だった。
JR東海や三井不が上げ幅を拡大。日野自やエーザイが高い。一方、日電産や楽天グループが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕