【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
27日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前週末比190円ほど高い2万6600円台後半で推移している。前週末の米ハイテク株高を受け、東京市場でも値がさの半導体関連株や機械株などに買いが入り、指数を支えている。日本時間27日の取引で米株価指数先物が軟調に推移し、日本株の上値を抑えている。
市場では「米長期金利の上昇には一服感があり、景気敏感株には買い戻しが入りやすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で8646億円、売買高は3億7018万株だった。
東電HDや川崎汽、郵船が高い。大塚HDやガイシも買われている。半面、菱地所や三井不など不動産株の下げが目立つ。京成や京王も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕