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6日前場の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日からの下げ幅は600円を超えた。2万8700円台で推移している。グロース(成長)株を中心に売りが出ている。指数寄与度が大きいファストリは2%超下げており、日経平均を1銘柄で60円ほど押し下げている。
幅広い銘柄に売りが出る半面、相対的に割安な銘柄を物色する動きはある。銀行株や自動車株の一角には買いが入っている。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念はあるものの、景気の回復局面が続いており、割安株を物色する動きは続いている」とみていた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9736億円、売買高は3億7211万株だった。
エムスリーは6%超安に下げ幅を拡大。テルモやリクルート、太陽誘電も下落している。一方、塩野義やスズキ、東京海上、千葉銀が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕