【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はじり安。前日比480円ほど安い2万7100円台前半で推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、持ち高を減らす動きが強まっている。日本時間25日の取引で米株価指数先物が軟調なことも投資家心理を冷やしている。日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
市場では「米連邦準備理事会(FRB)による急速な金融引き締めへの警戒感があり、FOMCの結果発表までは不安定な相場となりやすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
幅広い銘柄に売りが出て、東証1部の9割近くが値下がりしている。東証株価指数(TOPIX)は1900を割り込む場面がある。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9196億円、売買高は3億7351万株だった。
楽天グループやリクルートは下げ幅を拡大。GSユアサやミネベア、川崎汽が安い。一方、キヤノンやKDDI、ネクソンが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕