【名門商社】三井グループの中核。金属資源、化学などに強い。海外収益に厚み。
24日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏でのもみ合い。前営業日に比べ360円ほど高い2万8400円台後半で推移している。前日までの米株式相場の上昇を引き継ぎ、海外短期筋などによる株価指数先物への断続的な買いが日経平均を押し上げている。
東証株価指数(TOPIX)も堅調で、一時2020台まで上昇した。取引時間中に2000を上回るのは8月19日以来、約3カ月ぶりとなる。岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「4~9月期決算で日本企業の業績は堅調な上に、割安感が強いことが海外投資家を中心とした買いにつながっている」と話していた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆1594億円、売買高は4億4442万株だった。
三井物や三菱商、伊藤忠など商社株が高い。キーエンス、東京海上、レーザーテク、郵船、エーザイも買われている。半面、スズキやコスモHDは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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