【ネットサービス大手】ソフトバンクの連結子会社。ヤフー、LINEを傘下に置く。
23日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小動き。前日比110円ほど高い2万8600円台後半で推移している。クリスマスを控え、海外勢を中心に商いが細っており、持ち高を一方向に傾ける動きは限られている。
PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)のバリュー(割安)指数は0.6%程度高く、同グロース(成長)指数の0.5%高を上回っている。業種別では機械や海運、鉱業で買いが目立つ。
前日のロンドン市場では銅やアルミニウムといった非鉄価格が上昇したほか、このところ鉄鉱石のスポット価格が持ち直す動きもみられる。「中国のインフラ投資の拡大への期待もあって、割安感のある景気敏感銘柄に物色が向かっている可能性がある」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との見方があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6065億円、売買高は2億6965万株だった。
東急不HDが上げ幅を広げている。凸版やINPEX、東邦鉛、郵船も高い。一方、第一三共やアステラスなど医薬株の下げが目立つ。ZHDも下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕