【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比20円ほど高い2万8500円台前半で小動きだ。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇したのが引き続き支援材料だが、上値の重さも意識されている。
朝方に日経平均の上げ幅は一時150円を超えたが、その後は伸び悩んだ。チャート上では日足ベースの25日移動平均(約2万8670円)が上値抵抗として意識されている。市場では「クリスマス休暇で欧米の市場参加者が少なく、週内は上値追いの機運に乏しい」(国内証券)との見方があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6377億円、売買高は2億8323万株だった。ソフトバンクグループ(SBG)と東エレクが高い。原油相場の上昇を背景にINPEXも上昇している。一方、ファストリは売られている。郵船や川崎汽など海運株の下げも目立つ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕