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22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段高となり、前週末比400円ほど高い3万0400円台前半で推移している。日本時間同日午前の米株価指数先物が堅調に推移していることに加え、世界経済が回復し企業業績の改善が一段と進むとの見方から景気敏感株を中心に幅広い銘柄が上昇している。5日移動平均(3万0219円)を超え、短期的な上昇持続に期待した買いも入っているようだ。
ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘シニアアナリストは「2020年4~12月期決算を通過して投資家が景気と企業業績の先行きに一段と強気になり、特に出遅れていた景気敏感株に買いを入れる傾向が強くなっている」とみていた。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で8177億円、売買高は4億1834万株だった。
個別では東エレク、信越化などの半導体関連や、三菱UFJ、みずほFG、リクルート、ソフトバンクグループ(SBG)、日立、三菱マ、郵船が高い。一方、オリンパス、シマノ、スクエニHDなどは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕