【総合重機2位】陸海空に展開。航空宇宙、中大型二輪車に強み。
21日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比420円ほど高い2万6100円台後半で推移している。幅広い銘柄に断続的に買いが入り、10時時点では東証プライムの9割超の銘柄が値上がりしている。東証業種別では33業種全てが上昇している。
海外では米国や欧州などの主要な中央銀行がインフレ抑制のために金融引き締めを加速させている。株式市場では海外景気の減速や後退を織り込むかたちで、急ピッチの調整が進んできた面がある。一方、日経平均は前日に5月に付けた直近安値を上回って終えており、「下振れリスクがあるものの、短期的には戻りを試す動きに入っている」(アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長)との見方があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で7692億円、売買高は3億2272万株だった。
サイバーや川重が上げ幅を拡大。昭電工や東京建物も一段高。東エレクやファナック、テルモも買われている。一方、ニチレイや大ガス、ソフトバンクは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕