【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を前日比200円超に広げる場面があり、2万7700円前後ときょうの安値圏で推移している。3月期末の配当の権利落ちを迎えた高配当銘柄の一角に売りが出ており、相場全体を下押ししている。前日に急伸したため、目先の利益を確定する売りも出やすくなっているようだ。
郵船や川崎汽といった海運株がきょうの安値を付けたほか、商社の一角も安い。一方、ハイテク株の一角は引き続き高い。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で9258億円、売買高は3億8639万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やリクルートが下げている。キッコマンや日ハムも安い。一方、キーエンスやクボタが上げた。太陽誘電やSUMCOが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕