【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比350円ほど安い2万8200円台後半ときょうの安値圏で推移している。前日の米株式相場が大幅に下落したことを受け、運用リスクを回避する目的の売りが続いている。日経平均は前日までに5日続伸で1100円超、年初来では9.6%上昇しており、短期的な過熱感は強まっていた。米株安をきっかけに、幅広い銘柄に利益確定の売り圧力が強まっている。
ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が売られ、日経平均の指数を下押ししている。銀行株の下げも目立ち、三菱UFJは下げ幅3%を超える場面がある。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9260億円、売買高は7億3588万株だった。
日本製鉄が売られている。トヨタが軟調に推移している。一方、郵船、川崎汽が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕