【名門商社】三井グループの中核。金属資源、化学などに強い。海外収益に厚み。
10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比510円ほど安い2万5800円台前半で推移している。外国為替市場で円相場が1ドル=129円台後半まで円高・ドル安が進み、輸出関連を中心に売りが出ている。株価指数先物に断続的な売りが出て、値がさ株の一部が下げ幅を広げている。
市場では「世界情勢の不透明感から現金の保有比率を高める動きがあり、売りに押されやすい」(国内証券)との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は下げ幅を広げている。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆281億円、売買高は4億4607万株だった。
東エレクやファストリ、トヨタが安い。伊藤忠と三菱商、三井物の商社株は安い。一方、セコムとネクソンが上げた。ニチレイとマルハニチロは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕