【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前日比80円ほど高い2万6100円台後半で推移している。前日の米株式相場がハイテク株主導で大幅高となった流れが支えになっているが、積極的な買いは続いていない。戻り待ちの売りのほか、円相場が対ドルで上昇していることも一段の上値を抑えている。
相対的にPER(株価収益率)の高い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)グロース指数は朝高後、伸び悩んでいる。市場では「米長期金利の方向感は出ていない。前日に大きく上昇したナスダック総合株価指数は下落トレンドから抜け出せておらず、買いに傾きにくい」(国内証券のストラテジスト)との声があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で6579億円、売買高は2億6733万株だった。
前日に今期業績予想を上方修正したアダストリアが大幅高。日野自や川崎汽が上げ幅を拡大。一方、オリンパスは下げ幅を広げている。コマツや東宝も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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