【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ230円ほど安い2万6500円台半ばで推移している。下げ幅は300円を超える場面があった。前日の米株安に加え、外国為替市場では円高・ドル安が進み、投資家心理が弱気に傾いた。
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比613ドル(1.8%)安の3万3296ドルで終えた。2022年12月の米小売売上高と米鉱工業生産指数が市場予想を下回り、景気減速を意識した売りが優勢だった。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1.2%安と8営業日ぶりに反落した。
外国為替市場で円相場は1ドル=128円台半ばと、前日夕に比べ大幅に円高・ドル安で進んでいる。前日には日銀の金融政策決定会合の結果を受け円安・ドル高が進んだが、一転して円買い・ドル売りの動きが強まった。輸出採算の悪化を懸念し、トヨタやSUBARUなど自動車株の下げが目立っている。
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
ソフトバンクグループ(SBG)と東エレクが下落している。デンソーと日電産も安い。半面、三越伊勢丹や高島屋など百貨店株が高い。ANAHDとJR東海も上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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