【総合小売業】セブン-イレブン、イトーヨーカ堂など傘下に持つ。
19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落して始まり、前日に比べ670円ほど安い2万6200円台前半で推移している。前日の米株式市場で主要3指数が大幅に下落した流れで、東京市場でも運用リスクを回避したい投資家の売りが出ている。下げ幅は700円を超える場面がある。
前日の米株式市場では、小売企業の決算が振るわず米国の消費を巡る不透明感から、小売株を中心に幅広い銘柄が売られた。投資家心理が悪化したことで、ハイテク株も大幅に下落。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4.7%安となった。東京市場でも値がさのハイテク関連の下げが大きく、指数を押し下げている。
19日朝の東京外国為替市場では円相場が一時1ドル=127円台に円高・ドル安が進んだ。輸出採算が悪化するとの思惑から、輸出関連株の重荷となっている。
東証株価指数(TOPIX)は大幅に反落。下げ幅は2%を超える場面がある。
ソフトバンクグループやファストリ、東エレクが下落。トヨタ、セブン&アイ、郵船も売られている。一方、コナミHDや任天堂、東ガスが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕