【世界的TVゲームメーカー】ソフト開発力に強み。高収益体質。
19日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前日に比べ400円ほど安い2万7800円台後半で推移している。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景に主要株価指数がそろって下落した流れを受け、東京市場ではグロース(成長)株を中心に幅広い銘柄に売りが優勢となった。下げ幅は一時470円を超えた。
米金融政策が早期に正常化に向かうとの観測が根強い中、前日には原油先物相場の上昇でインフレへの警戒が一段と高まり、米長期金利は一時1.87%と2020年1月以来の高水準を付けた。米株式市場では高いPER(株価収益率)のハイテク株を中心に売りが優勢となった。
JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、一時は節目の1950を下回った。
ソニーGやレーザーテク、トヨタなど主力銘柄が安い。一方、任天堂などゲーム関連の一角が買われている。資源価格の上昇を背景にINPEXも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕