【塩ビ樹脂世界一】半導体ウエハー、セルロースもシェア高い。
9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に比べ170円ほど高い2万8600円台前半で推移している。前日の米ハイテク株高やインバウンド(訪日外国人)消費の本格回復思惑などを追い風に上昇して始まった。一時前日比290円60銭高の2万8734円79銭と取引時間中としては2022年8月下旬以来約6カ月半ぶりの水準まで上昇した。
8日の米株式市場でナスダック総合株価指数は0.39%高、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.66%高で終えた。きょうの東京市場でもアドテストなど半導体関連を中心にハイテク株に買いが入り、指数を押し上げている。
今後のインバウンド(訪日外国人)消費の本格回復、東証による低PBR(株価純資産倍率)企業への資本効率の改善要請なども引き続き相場の支えとなっている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
東エレクや信越化が高い。ファナック、HOYA、セブン&アイ、東京海上、味の素なども買われている。半面、エーザイや電通グループ、マツダは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕