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9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万8234円)を挟んで一進一退となっている。前日までの上昇を受け、目先の利益を確定する売りが出ている。一方、円安進行を受けて輸出関連株の一角に買いが入り下値は限られている。
日経平均は前日までの4営業日で800円超上昇した。心理的な節目の2万8000円を上回って推移しており、いったん利益を確定しようとする投資家も多く、相場の上値は重い。
外国為替市場では円相場が1ドル=134円台まで円安・ドル高が進んでおり、輸出採算が改善するとの見方からトヨタなど自動車株に買いが入っている。
東証株価指数(TOPIX)は前日終値近辺で小動きとなっている。
ソフトバンクグループやテルモ、エムスリーが高く、ヤマハ、任天堂、スズキが上昇。半面、商船三井や郵船など海運株が大幅安。東エレク、アドテスト、日揮HDも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕