【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まった。上げ幅は200円を超える場面があり、2万7700円近辺で推移している。前日の米株高や円安・ドル高の進行を背景に投資心理が一段と上向き、海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れている。
前日の米株式相場は上昇した。15日発表の1月の米小売売上高で個人消費の堅調さが示された。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続くとの見方が重荷となった一方、米景気の強さを意識した買いが優勢になった。米株高を受け、朝方の東京市場では東エレクなどの半導体株や値がさ株が上昇している。
外国為替市場では円相場が一時1ドル=134円台まで下落した。輸出採算が改善するとの見方から、SUBARUやマツダなど自動車株の上昇が目立っている。
クボタやSMC、NTNが高い。日本製鉄は昨年来高値を更新した。半面、シチズンやT&Dや第一生命HDが下落している。サッポロHDや協和キリンも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕