【ユニクロ展開】05年11月から持ち株会社体制。海外アパレルも展開。
26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日に比べ150円ほど高い2万6800円台前半で推移している。前日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。東京市場でも運用リスクを取りやすくなったとみた投資家が主力銘柄に買いを入れている。上げ幅は一時200円を超えた。
25日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が市場の想定内の内容と受け止められ、同日の米株式市場では、割安感や値ごろ感がでたと見られた銘柄に買いが入った。ハイテク株のほか、消費関連株や景気敏感株が買い直された。この流れを受け、東京市場でも自動車や化学に買いが入っている。空運や鉄道、小売りでも上げ銘柄が目立つ。
米半導体大手のエヌビディアが25日発表した5~7月期の売上高見通しが市場予想を下回り、同日夕の時間外取引で株価が下落した。東京市場では東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄の重荷となっている。日経平均は寄り付き直後に下落に転じる場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発している。
三井化学やトヨタ、ファストリが上昇している。JR東日本やJフロント、ANAHDも高い。一方、ディーエヌエや三菱電、ファナックが下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕