【元売り大手】昭和シェルと経営統合。有機EL材料などにも強み
26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前週末に比べ140円ほど高い2万6300円台後半で推移している。このところの大幅下落を受け、自律反発を見込んだ買いが優勢となっている。上げ幅は一時200円を超えた。
日経平均は前週に1200円超下落しており、23日には約2カ月半ぶりの安値となった。前週に下落が目立った自動車などの輸出関連株に見直し買いが入っている。
前週末の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇。資源高を背景に恩恵を受けやすい銘柄に買いが入った。東京市場でも商社株や資源関連株が買われている。
一方、日銀が長期金利の上限を引き上げ、貸出金利の上昇による利ざや改善期待で前週に物色が向かった銀行株は利益確定の売りに押されている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
出光興産や双日が上昇。トヨタやマツダ、コマツも買われている。一方、三井住友FGやりそなHDが安い。HOYAやニチレイも下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!