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25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、一時下げ幅は120円を超えた。その後は上昇に転じる場面もあり、前日に比べ20円ほど安い2万7200円台後半で推移している。日経平均は前日までの3営業日で900円近く上昇した反動もあり、利益確定の売りが重荷となった。ただ、前日の米株式市場で主要株価指数が高安まちまちとなり、東京市場でも方向感の乏しい展開となっている。
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸し、前日比104ドル高の3万3733ドルで終えた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や、半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅に下落した。
日本では主要企業の2022年4~12月期決算の発表が始まっており、「相場全体の『森』よりも個別企業の『木』を見る展開」(国内金融機関)との声がある。
24日に2022年4~12月期決算を発表した日電産は23年3月期の各利益見通しを大幅に下方修正した。純利益見通しは前期比56%減の600億円と、22%増の1650億円から引き下げた。日電産株は前日終値から6%超下げて始まり、1銘柄で日経平均を10円超押し下げている。
アドテストやリクルートが安い。旭化成も下落している。半面、スズキや大日印が大きく上昇。日本製鉄など鉄鋼株が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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