【世界的TVゲームメーカー】ソフト開発力に強み。高収益体質。
15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日の終値(2万7963円)近辺での小動きとなっている。前日の米株安が重荷となる一方、決算発表を受けた金融株が買われ、指数は方向感に欠ける展開となっている。
東証の業種別株価指数では銀行や保険が上位に入った。前日の決算発表を受けて銀行や保険の大型株の一角に買いが入り相場を下支えしている。
一方で、前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落したことは重荷だ。前週末までに急上昇した反動で利益確定の売りが出やすくなっている。
取引開始前に内閣府が発表した2022年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は不調で投資家心理を冷やした。物価変動の影響を除いた実質は前期比1.2%減(年率換算)だった。QUICKがまとめた市場予想の中央値(1.0%増)では4四半期連続のプラスが見込まれていたが、マイナスとなった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発している。
エーザイ、三井住友FG、塩野義が上昇。ソフトバンクグループ(SBG)、DOWA、任天堂も高い。半面、シチズン、電通グループ、SMCは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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