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15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まった。前日に比べ60円ほど高い2万7200円台後半で推移している。前日の米株式相場が上昇し、日本株にも買い安心感が広がっている。日経平均は前日までの下げが大きかったため、自律反発を見込んだ買いも入りやすくなっている。上げ幅は一時200円を超えた。その後は上げ幅を縮める場面もある。
14日の米株式市場では米ダウ工業株30種平均が6営業日ぶりに反発するなど、主要指数が軒並み上昇した。米銀の相次ぐ破綻をきっかけに売られていた一部の金融株が反発し、投資家心理を支えた。同日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)を受け、インフレ加速への過度な警戒感が和らいだのも株高につながった。この流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入っている。
米銀の破綻を背景に、日経平均株価は前日までの3営業日で1400円ほど下落しており、自律反発狙いの買いも入りやすい。前日まで大きく下げていた銀行株や保険株、証券株の上昇が目立つ。米ハイテク株高を受け、値がさの半導体関連銘柄も買われている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
神戸鋼や三菱自、デンカが上昇している。一方、京王やJR東日本、トレンドは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕