【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に比べ50円ほど高い2万7600円台半ばで推移している。上げ幅は一時、100円を超えた。14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続の観測が強まり、円相場は一時1月初旬以来となる1ドル=133円台まで下落した。円安が支えとなり日本株に買いが先行している。
1月のCPIは前年同月比6.4%上昇し、市場予想を上回った。米政策金利の高止まりが意識され、外国為替相場では円売り・ドル買いが進んだ。円安による輸出採算の改善期待から機械や自動車関連株が高い。半面、短期的な過熱感を意識する売りも出て、日経平均の上値は抑えられている。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
SUBARUやクボタ、GSユアサが高い。アドテストや三菱重、日本製鉄も上昇している。半面、リクルートと東ガス、京王は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕