【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
5日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比12円安の2万9288円と小反落で始まった。その後は前日終値を挟んで小動きとなっている。前日に上昇が目立った半導体関連株に売りが目立つ一方、自動車株など大型株の上昇が相場を下支えしている。
前日の米ハイテク株安を受けて、東京市場で半導体関連株が下落し、相場全体の重荷となっている。日経平均は前日に500円超上昇し11月25日以来の高水準となっており、目先の達成感から利益確定の売りも出やすい。
もっとも、前日の米ダウ工業株30種平均の最高値更新が投資家の安心感につながり、大型株を中心に買いが入っている。円相場が1ドル=116円台前半まで円安・ドル高が進み、輸出関連株の買いを誘っている。米長期金利の上昇で銀行株や保険株も高い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
東エレクやスクリン、ZHD、エムスリー、テルモが安い。一方、トヨタが連日で高値を更新。ソニーGが買われ、マツダや川崎汽船、千葉銀、T&Dも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕