3日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日に比べ70円ほど高い2万7400円台後半で推移している。前日の米株式市場でハイテク株を中心に上昇したことを背景に東京市場でも値がさの電気機器株を中心に買いが先行している。上げ幅は一時100円を超えた。

2日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX）は大幅高となった。東京市場でも日経平均への寄与度が大きい値がさのハイテク株が堅調に推移し、指数を押し上げている。そのほか、証券や医薬品も高い。

東証株価指数（TOPIX）は前日終値を挟み小動きとなっている。

前日に2023年3月期の連結純利益の予想を上方修正したソニーGが大幅高。ファストリ、TDK、村田製、中外薬、商船三井なども高い。半面、三井物、パナHD、丸紅は下落している。

〔日経QUICKニュース（NQN）〕