【総合電機首位】技術力に定評。事業入れ替えで構造改革推進。
2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比50円程度高い2万7300円台後半で推移している。1日の米株式市場ではハイテク株を中心に上昇した。米株高を受け東京市場でも値がさの半導体株を中心に買いが先行している。上げ幅は一時100円を超えた。
米連邦準備理事会(FRB)が1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。2会合連続で利上げ幅を縮小し、通常の利上げペースに戻った。パウエルFRB議長の会見では近くの利上げ停止をうかがわせる「ハト派」色がにじむ発言が目立った。
1日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2%上昇し、半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5%あまり上げた。
日経平均は下げる場面もあった。円高進行を嫌気した売りが一部輸出関連株に出た。
前日に決算を発表した日立が大きく上げた。アドテストと東エレクも高い。半面、京セラと日立建機が安い。東電HDと住友化が大きく下げている。三井化学も売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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