【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
一時700円超値を上げて取引される日経平均株価(11日午前、東京都中央区)
11日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日に比べ690円ほど高い2万8130円近辺で推移している。上げ幅は一時700円を超えた。心理的な節目の2万8000円を取引時間中に上回るのは9月14日以来およそ2カ月ぶり。前日の米株式相場が大幅に上昇した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に買いが入っている。
10日の米ダウ工業株30種平均は前日に比べ1201ドル(3.7%)上昇した。米労働省が10日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%上昇。市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が広がった。東京市場でも金利低下が追い風になるグロース(成長)株を中心に買いが入っている。
決算発表が本格化するなか、業績を手掛かりにした物色も活発だ。前日に決算発表とあわせて今期業績予想を引き上げたブリヂストンをはじめ、バンナムHDや菱地所に買いが先行している。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
ソニーGやサイバーが高い。信越化やSUMCOが上昇。半面、三菱自やSUBARUが下落。川重や三菱重も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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