【製薬大手】スイスのロシュ傘下。がん領域など新薬候補は充実。
1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比70円ほど安い2万7300円台半ばで推移している。前日の米株安が重荷となり、東京市場でもグロース(成長)株を中心に売りが先行している。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比232ドル(0.7%)安の3万2656ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの観測が売りを促した。東京市場ではリクルートやエムスリーなど成長期待の高い銘柄の一角に売りが波及している。
一方、前日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が小幅高だった。製造装置のアプライドマテリアルズの大幅高がけん引した。同業の東エレクなどには買いがみられる。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
第一三共と中外薬が下げた。ファストリとダイキンが安い。一方、三菱商と三井物が高い。コマツと日立建機も買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕