日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
30日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点では前週末の同時点に比べ24銭円高・ドル安の1ドル=129円70~73銭だった。民間の有識者からなる令和国民会議(令和臨調)が公表した政府・日銀の共同声明に関する提言をきっかけに、日銀が金融緩和策を修正するとの思惑が強まり、円買い・ドル売りが優勢となった。
円は前週末比で下げる場面もあった。30日は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業など実需の円売り・ドル買いが出たとの観測は重荷となった。
円は対ユーロで3日続伸した。17時時点では同26銭円高・ユーロ安の1ユーロ=141円03~07銭で推移している。ユーロは対ドルで小幅に続落した。17時時点は同0.0001ドルのユーロ安・ドル高となる1ユーロ=1.0872~74ドルと、前週末から横ばい圏で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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