日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
29日午後の東京外国為替市場で円相場は安値圏で推移している。14時時点は1ドル=131円71~73銭と前日17時時点と比べ56銭の円安・ドル高だった。日本時間29日の取引で米長期金利の上昇が一服し、円売り・ドル買いの勢いは弱まった。
日銀の氷見野良三副総裁は29日、衆院財務金融委員会に出席し「金融緩和を継続して経済をしっかり支えることで企業が賃上げできる環境を整えることが重要だ」と述べた。内田真一副総裁も同委員会で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)について「性質上、見直しを含めて何か事前に市場に織り込ませるのは難しい」などと話した。いずれも相場への影響は限られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕