【総合通信会社】「au」ブランドの携帯事業が主力。
KDDI(9433)は13日、データ容量20ギガ(ギガは10億)バイトで月額2480円(税抜き)となる新料金プラン「povo(ポヴォ)」の提供を3月から始めると発表した。NTTドコモとソフトバンク(SB、9434)が導入予定の同容量プランと比べて500円安く、携帯大手で最安値となる。
新プランは契約手続きなどをオンラインで済ませる形式とする。今夏から5G(次世代通信規格)に対応する。NTTドコモやSBがプランに含めている1回5分以内の国内無料通話は付けず、国内通話は30秒で20円とする。
サービス開始後に様々なオプションを選択できるようにする。5分以内の国内通話かけ放題は月額500円で、サービスを選択するとドコモやSBと同水準の料金となる。24時間データ通信が使い放題となるオプションも1回200円で利用可能にする。シンガポールの通信事業者サークルズ・アジアグループのノウハウを活用する。
月額6580円で提供する容量制限の無いプランも3月から開始する。同プランでは5Gの場合、現在ある同様のプランから2070円値下げして6580円となる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕