【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
全日本空輸(ANA)は25日、12月14日から成田空港と中国・深圳を結ぶ路線を新たに就航させると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大した3月以降、国際線航路の新設は初めて。深圳はIT(情報技術)企業が集積する。日中政府がビジネス目的での往来再開で合意する中、ハイテク産業向けの旅客や貨物の需要を取り込み収益力の回復につなげる。
ANAは現在、成田発上海、広州、青島の3路線で中国線を飛ばしている…
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