【東急系映画興行会社】ボウリング場、不動産、ホテルなど多角化。
秋田ケーブルテレビ(CNA、秋田市)子会社の秋田新都心ビル(同)は18日、JR秋田駅東口直結のビル内にある複合映画館(シネマコンプレックス)を12月25日に再開すると発表した。「109シネマズ」を全国展開する東急レクリエーションが上映作品の調達や運営を支援する。
官民複合ビル「秋田拠点センター・アルヴェ」の民間棟内にある映画館を「AL☆VEシアター」(3スクリーン387席)としてオープンする。
秋田新都心ビルは5月に閉館した「ルミエール秋田」の施設を引き継ぎ、子会社の秋田シネマ&エンターテイメント(秋田市)が上映イベントなどに活用してきた。5つあったスクリーンのうち2つはテレワーク拠点として整備し、2021年2月に開業する。
18日開いた記者会見で秋田新都心ビルの末広健二社長は「映画館の明かりを消さない前提で協議してきた。より多くの人が交流できる拠点にする」と話した。
東急レクリエーションの菅野信三社長は「予約決済システムなどシネコンの合理的な運営システムを取り入れ、皆さんに愛される映画館にしたい」と述べた。
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