【総合電機大手の一角】防衛・宇宙関連機器でリード役果たす。
カシオ計算機は赤字続きの中型プロジェクターから撤退する。年間売上高は100億円ほどだったが、価格競争が厳しくなる中で、新型コロナウイルスの影響により需要も落ち込み、立て直しが難しいと判断。今後は投影部品の小型化技術を生かし、AR(拡張現実)やスマートビルといった新たな領域の開拓にかじを切る。
中型プロジェクターの生産を徐々に縮小し、数年以内に撤退する。オフィスの会議室や学校の教室などで使われる型…
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