【総菜大手】百貨店内の「RF1」主力。コロッケ等多業態。
アラカルト方式の食卓をイメージした
総菜大手のロック・フィールドは11月4日から、正月向け高級迎春料理を自社サイトで売り出す。主力ブランド「RF1」など5種類のセット料理を開発した。従来は店舗で予約し受け取る形式のみだったが、ネットでも予約を受け付け配達も選べるようにする。新型コロナウイルス禍で来店を避ける傾向が高まると判断した。ネット販売の導入で予約限定の迎春商品の売り上げを前年比10%以上伸ばす計画だ。ネット予約は12月18日まで受け付ける予定。
5人のシェフが手掛けた迎春料理「RF1スペシャリティ」では料理を並べて個別に選ぶ「アラカルト方式」の食卓をイメージ。和牛のローストビーフやサラダ、鹿児島県産の天然真鯛(まだい)を使ったアクアパッツァなどを組み合わせた。4~5人前で3万2400円となる。このほか2~3人前の「ブイヤベース鍋セット」(4801円)などを用意する。おせちとは別の楽しみ方ができるという。
商品開発を担うロック・フィールドの吉井康太郎本部長は「レストランや海外旅行に行けない人でも普段とは違う食事を楽しんでもらいたい」と話す。
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