メニューを閉じる
2020年12月5日(土)
9502 : 電力・ガス
東証1部(優先)
日経平均採用 JPX日経400採用

【全国3位の大手】中部財界の雄。電力、ガスなど本業に注力。

現在値(15:00):
1,253.5
前日比:
-3.5(-0.28%)

大阪ガス、新社長に藤原氏 「デジタル化に注力」

大阪
関西
環境エネ・素材
2020/10/29 21:12
保存
共有
印刷
その他

記者会見する大阪ガス次期社長の藤原正隆副社長(29日、大阪市中央区)

記者会見する大阪ガス次期社長の藤原正隆副社長(29日、大阪市中央区)

大阪ガスは29日、藤原正隆副社長(62)が2021年1月1日付で社長に昇格する人事を発表した。本荘武宏社長(66)は代表権のない会長に就き、尾崎裕会長(70)は取締役相談役となる。新型コロナウイルスの感染拡大や電力・ガス市場の競争激化など経営環境が変わるなか、新体制で成長戦略を見直す。

大阪ガスの社長交代は15年4月以来、ほぼ6年ぶり。記者会見した藤原氏は「エネルギー競合の激化、脱炭素、デジタル化を中心に、今年度末に披露できると思う次期中期経営計画の策定に力を入れたい」と話した。

藤原氏は研究や営業など幅広い分野を担当し、海外企業のM&A(合併・買収)などの経験もある。電気とガスを統合したエネルギー供給やコスト削減で、デジタル化がカギとなるとする。

本荘社長は新社長について「中計の発表からロケットスタートを決めてほしい」と述べ、1月の交代を決めた。

エネルギー事業では16年に電力、17年にガスの小売りが全面自由化となり、経営環境が激変した。18年には中部電力と組みCDエナジーダイレクト(東京・中央)を設立。首都圏で電気とガスの販売にも乗り出した。

関西の人口が減るなかで利益を上げるため、大阪ガスは海外でシェールガス開発や液化天然ガス(LNG)事業に力を入れる。現在の長期目標では、30年度に利益の3分の1を海外で稼ぐ。コロナ禍での原油安でエネルギー事業の上流部門には逆風も吹く。成長戦略の見直しが課題となる。

相談役となる尾崎氏は大阪商工会議所の会頭が10月末に任期を迎え、再任される見通し。記者会見で、相談役となっても引き続き務める考えを示した。

    ◇

大阪ガスが29日発表した20年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%増の367億円だった。LNGなど原料の価格下落がガス販売価格に反映されるまでの時差が利益を押し上げた。電気の販売も上積みとなった。売上高は2%減の6389億円。コロナ禍が響き、業務用ガスの販売が落ち込んだ。

21年3月期は販売単価低下で売上高予想を下方修正し、前期比2%減の1兆3365億円(従来予想は1%増の1兆3800億円)を見込む。純利益予想は据え置いた。

■「海外でのM&Aの経験生かす」藤原氏


記者会見する大阪ガス次期社長の藤原正隆副社長(左)と次期会長の本荘武宏社長(29日、大阪市中央区)

記者会見する大阪ガス次期社長の藤原正隆副社長(左)と次期会長の本荘武宏社長(29日、大阪市中央区)


 大阪ガスの本荘武宏社長や後任社長に昇格する藤原正隆副社長の記者会見での主なやりとりは以下の通り。
 ――藤原氏を後任に選んだ理由は。
本荘氏「大局観と実行力がある。細やかな心配りもでき、部下から慕われている。変革の時代におけるリーダーにふさわしい人物だ」
 ――大阪ガスの経営課題は何か。
藤原氏「エネルギー競合の激化と脱炭素化、デジタル化の3点だろう。次期中期計画を作っており、施策を具体化していきたい」
 ――社長を打診されたときの思いは。
 「10月19日の創業記念日に本荘社長から言われ、大変驚いた。ただ副社長として常に社長に何かあれば代わるつもりであり、覚悟を決めた」
 ――会社生活で印象に残る仕事は何か。
 「大阪ガスケミカルという子会社で社長を務めた際に海外M&A(合併・買収)を経験し、グローバル企業を手に入れた。この経験は生かせる」
保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ日経会社情報デジタルトップ

ニュース(最新)  ※ニュースには当該企業と関連のない記事が含まれている場合があります。

510件中 1 - 25件

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6...
  • 次へ
【ご注意】
・株価および株価指標データはQUICK提供です。
・各項目の定義についてはこちらからご覧ください。

便利ツール

銘柄フォルダ

保有している株式、投資信託、現預金を5フォルダに分けて登録しておくことで、効率よく資産管理ができます。

スマートチャートプラス

個別銘柄のニュースや適時開示を株価チャートと併せて閲覧できます。ボリンジャーバンドなどテクニカル指標も充実。

日経平均採用銘柄一覧

日経平均株価、JPX日経インデックス400などの指数に採用されている銘柄の株価を業種ごとに一覧で確認できます。

スケジュール

上場企業の決算発表日程や株主総会の日程を事前に確認することができます。

株主優待検索

企業名や証券コード以外にも優待の種類やキーワードで検索できます。よく見られている優待情報も確認できます。

銘柄比較ツール

気になる銘柄を並べて株価の推移や株価指標(予想PER、PBR、予想配当利回りなど)を一覧で比較できます。

  • QUICK Money World