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長期・積立・分散 会社員が投資を続ける簡単な方法
投資とどう向き合うか(2)

Life is MONEY
投資信託
iDeCo
コラム(マネーのまなび)
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2020/10/12 2:00
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写真はイメージ=PIXTA

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今月は10月4日が投資の日であることにちなんで「投資」とどう私たちの生活をつなげていくか考えています。

先週、会社員のすべてが投資と関わる時代の到来を予言しました。その頃には4000万の証券口座が誕生することになります。そのとき、どんな投資スタイルが考えられるでしょうか。実はすでに答えはあります。

~仕事と投資を両立する一番シンプルな方法~

4000万人が投資をするといっても、4000万人が毎日株価をチェックし、企業選びを行い、注文を出す、という未来がくるわけではありません。皆がそのような投資ができるはずはなく、4000万人が誰でも実行可能な投資方法が必要です。

例えば、株価のチェックなどの負担が重いと、仕事やプライベートに支障を及ぼします。仕事に集中できず株価情報ばかり見ていたら、人事評価でひどい査定になったというケースもありえます。これはあなたの「人生の稼ぎ方」の優先順位をつけ間違えています。

自宅に帰って何時間も投資に時間を割いていたら休息も取れず、家族との時間や趣味の時間を確保できないというのも本末転倒です。あなたの人生を投資が支配するのでは困ります。

実は誰もが実行可能であり、また誰もがベターな結果を確実にものにする投資方法は、「確定拠出年金(DC)」や「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」を活用することでほぼ実現できます。

その投資手法は「長期投資」「積立投資」そして「分散投資」を行うことです。といっても難しいことはありません。最初の手続きひとつで自動的に実行でき、ほぼメンテナンスフリーで継続できるのです。

~長期でかまえれば短期の値動きは問題にならず~

まず長期投資を意識します。一般的に投資は短期売買をするものというイメージがあります。極端に短い場合、投資期間は数秒だったり当日中だったりします。

企業は日々経済活動を行っていますが、年間計画や数年のスパンでの事業計画を通じて新商品を発売したり、売り上げ目標を実現したりしていきます。しかし、株式投資だけ数秒とか当日中に結果を出すものと考えるのは、考えてみればおかしな話です。

それに短期売買をしようとすれば、マーケットをにらんでいる時間がたくさん必要になります。仕事中に株価をみたり、深夜に為替レートを見続けたりすることになるわけです。

どんなに短くても数年、できれば数十年くらい企業の活動を支援する感覚を持てば投資はずっと楽になります。そして長い目で見れば世界の経済は短期的下落にもめげず回復し、また成長をしていくものです。

それに、長期投資を意識しているなら、株式市場が停止して1日取引ができないことを慌てる必要もないわけです。

~積み立ては元本を自動的に積み増す最高の方法~

投資のハードルを低くする方法のひとつは「投資金額を少なくスタートする」ことです。仮に相場が大きく下落しても金額ベースでの影響は軽微になるため、生活に支障を及ぼさずに済みます。スタートは100万円ではなく1万円でいいのです(それこそ100円からでも可能です)。

一方で、資産を大きく育てたい場合、1万円止まりではなく元本を増やしていくことが欠かせません。そこで積立投資を考えます。定期預金を毎月ちょっとずつ積み立てて旅行や結婚資金を作っていくように、投資も積み立てをして資産形成をしていくのです。

積立投資のよいところは、投資経験を増やしつつ、投資金額も増やしていけることです。仮に月1万円の積立投資をしたとしたら、8年後には約100万円の投資資金を得るだけではなく、8年の投資経験も手に入ります。

「100万円ためてから投資をしよう」と考えた人は、その間に数度やってくる上昇相場(と数度はある下落相場)の経験や運用益を得ることができません。むしろ投資は「ゼロからの積立スタート」のほうがいいのです。

~絞らなくていい 世界に分散投資をすればいい~

もうひとつ、投資のイメージとして強いのは「銘柄を選ぶ」というものです。「いい会社」を選んで投資をできれば大きな利回りが得られる、というものです。

しかし、どうやって選ぶかという問題があります。今でこそ成長企業として米国の株式市場に君臨するGAFA(アルファベット=グーグルの親会社、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の4社も一時期は業績が伸びず、否定的な意見も多かったものです。

アップルは何度か倒産の危機にひんしましたし、アマゾンは何度もこんなビジネスが成長するはずはないとたたかれました。GAFAが昔から圧倒的だったわけではないのです。技術やチャンスはありながらGAFAになり損ねた企業もたくさんあります。

あなたは10年後、あるいは20年後に頭角を現す企業をみつける眼力があるでしょうか。

ユニクロを展開するファーストリテイリングメルカリソフトバンク楽天が今のような企業になることを予言できればそれはありがたいことですが、未来は不確定です。今のトップ企業も20年後のトップは約束されていないのです。

だからこそ、特定の地域、特定の企業に的を絞るのではなく、世界中に分散投資をすることをおすすめします。分散投資をすることで、私たちは簡単に平均点を手にすることができます。そして経済成長の果実は平均点でも十分に魅力的です。そして「当たりくじ」が手に入らなくても「外れくじ」を引かずにすみます。

~長期・積立・分散で勝率は限りなく高まる~

「長期投資×積立投資×分散投資」を行うことはとても簡単です。iDeCo(個人型DC)やつみたてNISAの口座を開設し、毎月の積立額を設定、世界中の株式や債券に投資を行うバランス型投資信託を1つ選択すればいいからです。

来月以降(早ければ今月から!)、毎月自動的に銀行から引き落としされ積立投資がスタートします。

つみたてNISAスタート時に金融庁が作成した資料によると、1985年以降、国内外への分散投資を20年という長期で積立投資したとすると、ほぼ100%の確率でプラス運用に終わっていました。しかもそのうち5割は年4~6%の範囲に運用成績が収まっていました。

そして、毎日株価をウオッチしなくても、その収益を得ることができます。これこそ4000万人が実行可能な選択肢になりうるでしょう。

あなたがもし投資デビューを考えているのなら、ゼロからの「長期・積立・分散」投資でスタートしてみてはいかがでしょうか。

◇  ◇  ◇

FP山崎のLife is MONEY」は毎週月曜日に掲載します。

山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ)

フィナンシャル・ウィズダム代表。AFP、消費生活アドバイザー。1972年生まれ。中央大学法学部卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。著書に「読んだら必ず『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」(日経BP)、「大人になったら知っておきたいマネーハック大全」(フォレスト出版)など。http://financialwisdom.jp
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