メニューを閉じる
2021年1月17日(日)
2440 : インターネットサイト運営
東証1部

【飲食店情報サイト】飲食店からの課金収入が主な収益源。

現在値(15:00):
504
前日比:
+4(+0.80%)

How to「Go To イート」 手順は2種類、注意点も
知っ得・お金のトリセツ(26)

山本 由里
家計
お金のトリセツ
コラム(マネーのまなび)
2020/10/6 2:00
保存
共有
印刷
その他

10月からコロナ禍で苦しむ外食業の支援策「Go To イート」が始まった。先輩格の「Go To トラベル」ほどではないが全体像はやや複雑で注意点もある。英語的にはビミョーだが「How to Go To イート」をまとめてみよう。

■2種類の「イート」がある

Go To イートはコロナで重大な影響を受けた飲食店や食材供給を担う農林漁業者の支援を目的に税金を投入して国民に外食を促すキャンペーンだ。方法は(1)プレミアム付き食事券(2)オンライン予約でポイント付与の2種類に分かれる。

食事券は都道府県ごとに発行し域内の登録店でのみ利用可能。例えば1万円で1万2500円分の食事券が購入できるので25%のプレミアムが付く設計だ。新潟県が全国に先駆けて5日に販売を開始、順次11月ごろまでには47都道府県で始まる。販売期間は来年1月末までで有効期限は同3月末までだ。

■食事券は都道府県ごとにバラバラ

仕様も入手法も都道府県ごとに異なる。共通するのは500円券や1000円券があってお釣りは出ないこと、1回の購入上限は2万円で原則本人が利用することなどだ。

逆にそれ以外はバラバラ。1万円単位でなく4000円で5000円分の食事券を販売する県があったり、他県からの旅行者が買えるところがある一方、対象を住民に限定し抽選で配布する例もある。LINEによる電子食事券を採用する自治体もある。販売場所は商工会議所や郵便局、コンビニなどが想定されている。

予算がなくなり次第販売終了するのは共通だが、全体で767億円の予算をどの都道府県にどれだけ配分するかは自治体の申し込みベース。人口比で多額のところも少額のところもある。別に全貌を理解する必要はなく自分の地元の要項だけ分かればいいとはいえ、なぜこうもバラバラなのか……。

■オンライン予約は13事業者のサイトから

さらに加わるのが(2)の飲食店の予約サイトを使う方法だ。「ぐるなび」や「食べログ」など登録した13事業者の15サイト経由で予約をし来店、飲食後に支払いをすると次回以降同じサイト内で使えるポイントがもらえる。

付与額はランチ(午後3時まで)の利用で500円、ディナー(午後3時以降)で1000円分だ。1回の付与額の上限は10人分1万円。ポイントは予約者に付くので今年の忘年会は幹事志願者が増えるに違いない。こちらも期限と予算は食事券と同じ。来年1月末までの飲食にポイントが付きその消化期限は来年3月末。767億円の予算(食事券とは別枠)がなくなり次第終了だ。

1人当たりの利用上限がないのでネット上では「無限ループ」と呼ばれる複数回の利用も取り沙汰される。例えば500円など少額の飲食でも1000円分のポイントがもらえる設計なので何度も繰り返して実質無料で飲食が可能になる。手間暇を惜しまない個人の労賃といえなくもないが、キャンペーンの趣旨に照らして「問題があれば実態をみて改善する」(農林水産省)という。

■求められる感染症対策の徹底

参加する飲食店は食事券方式、オンライン予約方式ともに事前の登録が必要。その時に消毒や換気、席間の距離などガイドラインに沿った感染防止対策の徹底が求められ、場合によっては抜き打ちのチェックもあるという。カラオケ店や接待を伴う飲食店はもともと対象外だ。お得に加えて飲食関連業界を応援するという大義は大事だが、会食を介した感染例は決して少なくない。一人ひとりが十分に注意しながら参加したい。

山本由里(やまもと・ゆり)


1993年日本経済新聞社入社。証券部、テレビ東京、日経ヴェリタスなど「お金周り」の担当が長い。2020年1月からマネー編集センターのマネー・エディター。「1円単位の節約から1兆円単位のマーケットまで」をキャッチフレーズに幅広くカバーする。
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ日経会社情報デジタルトップ

ニュース(最新)  ※ニュースには当該企業と関連のない記事が含まれている場合があります。

95件中 1 - 25件

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次へ
【ご注意】
・株価および株価指標データはQUICK提供です。
・各項目の定義についてはこちらからご覧ください。

便利ツール

銘柄フォルダ

保有している株式、投資信託、現預金を5フォルダに分けて登録しておくことで、効率よく資産管理ができます。

スマートチャートプラス

個別銘柄のニュースや適時開示を株価チャートと併せて閲覧できます。ボリンジャーバンドなどテクニカル指標も充実。

日経平均採用銘柄一覧

日経平均株価、JPX日経インデックス400などの指数に採用されている銘柄の株価を業種ごとに一覧で確認できます。

スケジュール

上場企業の決算発表日程や株主総会の日程を事前に確認することができます。

株主優待検索

企業名や証券コード以外にも優待の種類やキーワードで検索できます。よく見られている優待情報も確認できます。

銘柄比較ツール

気になる銘柄を並べて株価の推移や株価指標(予想PER、PBR、予想配当利回りなど)を一覧で比較できます。

  • QUICK Money World