【日用雑貨卸大手】地方卸3社合併で誕生。全国規模の営業網。
日用品卸大手のあらたは16日、中国で日用品を製造販売する広州衆上投資控股集団と業務提携したと発表した。衆上集団の生産拠点や販売網を活用し、日本メーカーの中国進出を支援する。
衆上集団は日用品のOEM(相手先ブランドによる生産)や輸入販売が主力で、売上高は約100億円。あらたは国内の約1200社から10万種類の商品を仕入れ、ドラッグストアなど約4万5千店に販売している。
あらたは衆上集団と組むことで、取引先の日本メーカーの中国進出を支援する。中国で事業拡大を目指すメーカーは販売ノウハウの不足が課題となっている。あらたにはプライベートブランド(PB)商品もあり、この拡販にも力を入れる。
(川井洋平)
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