【外食大手】東京・神奈川が地盤。複数業態を展開する。
定食店「大戸屋」を手掛ける大戸屋ホールディングス(HD)は15日、臨時株主総会を11月上旬に開催する方針を明らかにした。外食大手のコロワイドは敵対的TOB(株式公開買い付け)の成立後、大戸屋側に株主総会を開くよう要求していた。
大戸屋は臨時株主総会で議決権を行使できる株主を確定するため、9月30日を基準日として設定した。
コロワイドは臨時取締役会で現取締役11人全員の解任を求めていたが、現経営陣の一部残留を含めた会社提案の提出を大戸屋に打診していた。コロワイドは回答期限の15日までに取締役の一部を残留させる方向で大戸屋と合意し、16日にもその方針を発表するもようだ。大戸屋側も17日にコロワイドの提案を受け入れる人事案を発表する。