【家電中堅】ビクターとケンウッドが統合。自動車関連など3事業が軸。
JVCケンウッドは水平360度を高画質で撮影できるドライブレコーダー「DRV-C750」を8月下旬に発売する。暗い場所や逆光に対応し、夜道やトンネルでも前後左右を鮮明に記録できる。様々な状況を想定した高性能なドラレコの需要を見込む。全国の車用品店で販売する。
暗い場所でも明るく撮影できるレンズを採用し、夜間やトンネルでの走行も鮮明に記録できるようにした。トンネルの出入り口など、明暗の差が激しい環境での「白飛び」や「黒つぶれ」を防ぐ機能を搭載した。360度のパノラマ撮影に加え、前後左右で4分割して記録するモードなど、全4種類の録画モードを用意した。
レンズの明るさを示すF値は1.8で、トンネルや夜間などの暗いシーンにも対応する。垂直方向は240度まで録画できる。オープン価格で税別4万円前後での販売を想定している。悪質なあおり運転への関心が高まり、ドライブレコーダーの人気が高まっている。被害を記録するために様々な状況に対応した高機能のドラレコの需要が高まると見込む。