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【精密機器に強み】腕時計中心にデジカメ、教育関連製品手掛ける。

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カシオ計算機、コロナ禍でも中国の時計事業は拡大へ

2020/6/3 16:40
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カシオ計算機は新型コロナウイルスの影響を受けながらも、中国で時計事業の拡大を目指す。2020年3月期はコロナが210億円の減収要因になったが、中国での時計事業は回復傾向にある。20年上期の中国での時計事業は前年同期比3割増の売上高を見込む。電子商取引(EC)サイトの販売強化など「アフターコロナ」を見据えた手を打っていく構えだ。

カシオ計算機にとって時計事業の意義は大きい

20年3月期の売上高は前の期比5.8%減の2807億円、純利益は同20.5%減の175億円だった。「生産や物流、需要、販売など多方面で大きな影響を受けた」。カシオ計算機の田村誠治執行役員はコロナが業績に与えた影響について、こう説明している。

主力の時計事業は1月まで堅調だったが、コロナによる外出自粛や店舗の休業などが事業の急ブレーキとなり、20年1~3月期の売上高は前年同期と比べて116億円の減少となった。

中国でのコロナ感染拡大の先行きは見通しにくいが、ピークは過ぎたともいわれる。カシオはSNS(交流サイト)などでのマーケティングを強化し、時計事業の3割増収を達成する構えだ。

一方で、米欧や日本などの今後の事業環境は不透明さを増している。「ロックダウン(都市封鎖)や店舗の休業が今後どうなるか分かりにくい。国内でもインバウンド(訪日外国人)がない状態での業況を読み切れない」(田村氏)という。

主力である時計以外のテコ入れも課題となっている。生かすのは時計で培った精密加工やデジタルカメラ関連の技術だ。がん診療などに役立つ可能性がある特殊なカメラや人の爪にマニキュアを塗る「ネイルプリンター」など、他社とも連携しながら新分野の製品開発を進めている。

「コロナ後」の世界で高級腕時計などの需要がどうなるかは、まだ見えない。当面は時計事業を強くしながら新たな領域を開拓する「二正面作戦」が続くことになる。

(河端里咲)

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