【産業大口の自家発電比率高い】石炭火力発電所運営に強み。
18年9月のブラックアウト時は道内の電話がつながりにくくなった
北海道電力子会社で送配電を担う北海道電力ネットワークは1日、札幌市と青森市にて他電力と共同のコールセンターを運営し始めたと発表した。自然災害などによる停電が起きた場合に電話対応を請け負う。2018年9月に発生したブラックアウトの際も、道内の電話応答が脆弱になったことが課題とされた。
「札幌ミケルコンタクトセンター」は中部電力と関西電力、「青森カダルコンタクトセンター」は中部電、関西電、中国電力の子会社と共同で運営する。平時は各社のオペレーターがそれぞれの電話対応業務をするが、非常時は被災した地域の応援に入る。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、両拠点で仕切り板をつけたりマスクを着用したりして備える。