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2020年7月7日(火)
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【自動車用品商社】自社開発商品も展開。配当性向30%以上目標。

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近畿輸出、3月は5.3%減 「5G」好調で対中は横ばい

2020/4/21 6:01
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大阪港のコンテナ(大阪市此花区)

大阪港のコンテナ(大阪市此花区)

大阪税関が20日発表した3月の近畿2府4県の貿易概況によると、輸出額は1兆4218億円と前年同月比5.3%減った。減少は2カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞で欧米向けが低迷した。中国向けはほぼ横ばいで、減少率は全国(11.7%減)に比べて小幅にとどまった。ただ4月以降、感染は世界中で広がっており、先行きは予断を許さない。

中国への輸出は0.2%減の3507億円だった。品目別には半導体等電子部品が25.6%増の614億円と伸びが目立った。関西は電子部品メーカーが多く、全体を支えた。

村田製作所の中島規巨専務執行役員は「中国では次世代規格『5G』の基地局向けなどの部品は好調に推移している。スマートフォンなど端末も生産が予定通り行われていると考えている」と話す。2~4月の受注は前年同期に比べプラスで推移しているという。

一方、欧州連合(EU)向けは10.8%減(1412億円)と落ち込みが大きい。事務用機器や通信機が減った。米国向けも1889億円と9.1%減。建設・鉱山用機械や原動機が低迷した。

超硬工具のダイジェット工業では、感染拡大によりドイツやイタリアなどの代理店が一時稼働できなくなった。北米などに小型建機を輸出するクボタは中国から部品の調達が滞り、2月中旬に残業をやめ生産ラインの稼働水準を落としている。中央自動車工業は欧州やアジア向けにベアリングなどの輸出が落ち込み、4月の海外売上高は8~9割減で推移している。

輸入は1兆1763億円と4.2%減った。マイナスは6カ月連続だが、減少率は2月(17.5%減)より縮小。2月に55.6%減った中国からの輸入は1.0%減に持ち直した。

海外からの部品調達の遅れを受け品切れや新規受注を停止した企業は少なくないが、足元では解消に向かいつつある。パナソニックは販売を1カ月ほど先延ばしにしていたロボット掃除機「ルーロ」を20日に発売した。

中国にある工場の生産中止によりトイレやキッチンなどの部材の輸入が滞り、積水ハウスは在庫と代替品でまかなってきた。それでも「生産が再開され正常化しつつある」(同社)。大阪市にある婦人服などの衣料品販売会社は中国の工場が生産を自粛し、2~4月前半にかけて調達が最大3週間遅れたが、4月後半に入り解消しつつある。

三菱UFJ銀行経済調査室の吉村晃調査役
 近畿の輸出の落ち込みは比較的小幅だった。全国で大きく落ち込んだ自動車関連の比率が近畿は小さいうえ、半導体等電子部品の輸出が増えたためだ。半導体関連は次世代通信規格「5G」向けが堅調だ。米中貿易摩擦や生産調整の影響で昨年3月に大きく減少した反動もある。
 先行きは楽観できないが、半導体関連は5G向けの需要拡大が続きそうだ。在宅勤務の広がりでデータセンター向け投資も活発になるだろう。
りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員
 半導体等電子部品の中国への輸出が増えたのは、消費者からの需要というよりも中国がスマートフォンなどハイテク分野の最終製品の生産を維持したかったからではないか。在庫を積み上げている可能性がある。
 新型コロナウイルスの感染拡大で欧米の生産活動は停滞している。中国から欧米などへの輸出は伸びないため、中国での生産回復も期待しづらい。3月の近畿の輸出は底堅かったが、4月以降は楽観視できない。
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