【不動産大手】首都圏を中心に商業ビル、住宅事業を展開。
仮想現実(VR)技術を開発するスタートアップのナーブ(東京・千代田)は新生銀行グループ系のファンド、三菱地所、東急不動産ホールディングスのイノベーションプログラムなどを引受先とする第三者割当増資を実施し、約6億円を調達した。
ナーブはVRを使った無人店舗型の内見サービス「どこでもストア」を全国の商業施設12カ所で展開している。住宅展示場のモデルハウスやマンションのモデルルームまで出かけることなく、VRで間取りなどを確認できる。
同社は今回調達した資金を活用し、今後1年間で50カ所に増やす計画。出資する不動産会社などと提携した事業展開も進める方針だ。
(斎宮孝太郎)