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文化財向け技術に熱視線 京都の国際博物館会議

2019/9/6 6:30
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世界の博物館や美術館の専門家ら約3千人が集まる国際博物館会議(ICOM)の世界大会が京都市内で7日まで開かれている。会場で注目を集めたのが、国内外の企業の展示会「ミュージアム・フェア」だ。博物館の展示や文化財の分析などに使う製品やサービスを売り込んだ。

THKは産業用機械の分野で培った技術を免震装置に応用した

THKは産業用機械の分野で培った技術を免震装置に応用した

ICOMは博物館に関する唯一の国際組織で、約140カ国・地域の関係者が加入する。3年に一度の大会が日本で初めて1日から国立京都国際会館を会場に開催中だ。

同フェアはICOMの事務局や日本委員会などが主催する。国内外の企業のほか、自治体や博物館・美術館など約150社・団体が出展し、すでに終了した。

機械部品大手、THKが展示したのは、立像が地震で倒れるのを防ぐ免震装置だ。同社は半導体製造装置などの直線運動を円滑にする「リニアガイド」に強みを持つ。リニアガイドを十字形に2本組み合わせ、揺れが台座に直接伝わるのを防ぐ仕組みだ。

展示ブースでは、震度6相当の揺れでも立像が倒れないことを紹介した。奈良国立博物館などで採用実績があり、同社は「日本にこういう技術があることを世界に広めたかった」と話す。

文化財の研究用の技術紹介も目立った。堀場製作所はX線などを美術品に照射し、成分を測定する分析装置を出展した。ゴッホの絵画で、どのような絵の具を使ったのかを分析している。X線の照射範囲は最小で10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル。「一般的な製品の3分の1ほどの範囲から測定でき、その分美術品をより細やかに分析できる」(同社)という。

島津製作所もX線などを使って、遺跡の発掘品などの組成や年代を調べる分析装置を展示した。

KYOTO'S 3D STUDIOは、レーザーで美術品を3次元測定し作品の復元などに生かす

KYOTO'S 3D STUDIOは、レーザーで美術品を3次元測定し作品の復元などに生かす

創業間もない企業も出展した。2018年に創業したKYOTO'S 3D STUDIO(京都市)は立体の美術品にレーザー光を当て、3次元の画像データを取得する技術を売り込んだ。国宝や重要文化財の指定を受けた仏像での実績を持つ。西村和也代表は「文化財をアーカイブ化し災害時の復元に役立てたり、仮想現実(VR)化したりと、用途は幅広い」としている。

同フェアでは博物館関係者が各ブースの担当者と技術の詳細や仕様などを熱心に質問する姿が見られた。出展した製品などが海外で活躍するケースも増えそうだ。(山本紗世)

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